四つ葉のクローバー。見たことはありますか?
 「見つけると幸運が訪れる 」なんて言われて探してみたこともあるのではないでしょうか? 何だかロマンティックな気分にもさせてくれます。

 このクローバーとはマメ科のシャジクソウ属に属する植物の総称です。地面を這うように生育し、葉は基本的に3枚。ただし、それ以上の枚数の葉があるものも知られ、現在のところ56枚の葉を持つものがギネス記録として知られています。身近なところではシロツメクサなどが知られています(ちなみに「ツメクサ」とは江戸時代、オランダから輸入されたガラス製品の詰め物として利用されていたことからきた名称だそうです)。

123


 ところで、 この四つ葉(もしくはそれ以上)のクローバーはなぜ出来るのでしょうか。

 実は、遺伝などの要因も考えられるのですが、いちばん身近な原因としては、成長する際に何らかの原因で成長点が傷つけられた結果 起こった奇形だというのです。

 四つ葉のクローバーがよく見つかる場所は、道ばたなどよく踏みつけられることが多いところです。踏みつけられることによって成長点が刺激されることによって四つ葉になるというのです。そのため多くの場合 、四つ葉が多く見つかった個体の種を取って蒔いてみても、大抵は基本形である三枚葉に戻ってしまうと言うことです。

 なお、この性質を逆に利用して、人工的に成長点に刺激を与えることで四つ葉のクローバーを人為的に作り出すことも可能です。実際のそのような製品も売り出されているようです。

 ということで、四つ葉のクローバーとは成長点が傷つけられたことによって生じた奇形であることが多い、というお話でした。