「ハリセンボン」というお魚、ご存じですか?
(あの、芸人の「ハリセンボン」ではないですよ。とはいっても春菜さんに似てなくもないかな…。)
ハリセンボン、こんな魚です。
ふぐの仲間の魚で、怒るとぷくっと写真のようにふくれます。ふぐの仲間ですが、卵以外に毒はないので一部食用としても親しまれています。(沖縄など)。でも、多くのハリセンボンは実際は食べられるところが少ないので、一般的には食用としては敬遠されているようです。
このハリセンボン、針自体は大体5センチくらいでとくに毒はありません。ただ、先は結構とがっていて刺さると痛いものです。
さて、昔の人はこの魚のことを「ハリセンボン」と名付けましたが、実際に針は千本あるのでしょうか?
結論から言うと、個体の大きさによって針の数は違うものの、大きな個体であっても、せいぜい針は400~500本くらいだとのことです。
それでは実態に合わせて「ハリゴヒャッポン」にでも改名しましょうかね、なんて言ってもいいのですが、昔の人は
「たくさん」の意味で「センボン」と名付けたのでしょうね。
ということで、ハリセンボンの針は、せいぜい500本程度というお話でした。