ラコステというと、ワニのマークで有名なフランスのアパレルブランドですね。バッグ・香水・時計なども扱っているようですが、やはりポロシャツは有名なのではないでしょうか。私も好きで、今でも時々着ています。

 このラコステというブランド、1933年に元プロテニスプレイヤーだった ルネ・ラコステによって創業されました。創業当時からあの特徴的なワニのマークを使っていましたが、このマークになったのには何か理由があったのでしょうか。

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 実は、このワニのマークには、創業者ルネ・ラコステのテニスプレイヤーとしての特徴に由来するニックネームが由来だというのです。

 ルネ・ラコステはテニスのフランスチームの一員としてインターゾーンという大会の決勝に進出していました。その決勝を前にした練習の合間に、彼は他のチームメイトとボストンの街を散策していたのですが、突然ある洋品店でワニ皮のスーツケースに 釘付けになりました。すると彼はチームのキャプテンだったピエール・ジールに「もし試合に勝ったらこのワニ皮のスーツケースをプレゼントしてくれないか」と冗談半分にいい、ピエール・ジールも受け入れたのです。

 とはいえ、実際の試合は残念ながら勝てませんでしたが、ラコステは印象に残る非常に粘り強い戦いをしました。その後、スーツケースの話を聞いていたアメリカのジャーナリストがこの試合について「ラコステはワニ皮のスーツケースを手に入れることはできなかったが、その戦い方はワニのようだった」と報道したため、 以来ワニが彼のニックネームになり、のちにブランドを立ち上げた時も、ワニをそのマークにしたのだそうです。

 身近なマークにもこのような裏話があるのはおもしろいですね。